ay_16r: (Takaki night)
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And next fragment of the novel - the last fragment of Act One.
The relationship of Dhaos with Winona is so cute and adorable!

Katararezaru Rekishi - Act One - 4201 - Part 1. (6 of 6)

A summary of this fragment.
Winona with Daos and her circus troupe arrive to Venezia, then they go to Hamel. Dhaos is well now.
In Hamel Winona meets with Rhea, girls are glad to see each other. Dhaos let Winona go to take a walk with Rhea, he smiles and speaks something like a "friends are important".
Dhaos hurries Winona to go to the Forest of Spirit and they goes together. In the forest Winona admires beautiful woods, but Dhaos feels infused and goes away through a woods and brushwood. Winona looks for Dhaos, she finds him in front of a great tree. Dhaos sees Iggdrasill, but he is depressed. He kneels down. Winona asks him about the tree, he tells that "this is Kharlan undoubtedly", abode of seirei a Spirit, but the Tree and the Spirit going to die, like the Tree and the Spirit of his own world.
Winona hugs him to comfort him, but in her heart of hearts she is glad that he don't return into his world.
Then they return to Hamel.

Txt-Version 1.0 [07.07.2012]
p075 (088) - p081 (094)
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p075 (088)
北部ユークリッド大陸に位置する水の都•ヴェネツィアに到着したウィノナは、ダォスとともに南への二人旅に出た。山を一つ越えた南部にある精霊の森をめざすためだ。
ヴェネツィアに到着した時には、すでにダオスは回復していたのだが、彼のたっての希望で、その森にあるという精霊の住む樹を捜しに行くことになった。
もしかするとその精霊の樹•ユグドラシルは、彼の故郷にある「力ーラーン」なるものと同様のものかもしれないという。もしそうなら、捜し求めている大いなる実りとやらも手に入るかもしれない。自体を手に入れられなくとも、情報くらいは入手できるだろう。
さっそく二人はヴェネツィアを出立し、精霊の樹をめざしたのだが、ちょっとした問題て足止めをくってしまう。二人旅するという話にスネた団長が資金を出し渋り、自力で調達することになってしまったのである。
「……ったく、こどもか」
立ち寄ったハーメルという名の町で一芸を披露しながら、ウィノナは閉口している。そのまま駆け落ちするワケではない。数週間後にひかえているヴェネツィアでの公演には、間に合わせるつもりだ。
それをくどく説明したにもかかわらず、あの態度。こどものようにふてくされ、ろくに口も聞こうしなった団長の姿に今さらに腹が立ってくる、「発作」が治まり、安心した矢先にろのありさまだ。はなつ矢に妙な殺気がこもりはじめていた。


p076 (089)
「……笑顔」
後ろで助手をしているダオスにささやかれ、ウィノナはすかさず笑顔をはりつけた。

「これだけあれば、行って帰ってくるくらいはできるかな」
袋の中の小銭を数えながら、ウィノナは頭の中でこれからの旅路の算段を組み立てはじめる。舞台が終わり、観客から集めた小銭はなんとか旅費になりそうな金額に達していた。
「ならば、あすにでも」
急かすようにダオスは出発を提案する。
ウィノナとしてはもう少し様子を見たいところだ。往復するだけならば問題はないが、そこに食費や宿泊費は入っていない。
ダオスが体調を回復させて間もないことも気になる。
だが、確かにあまり悠長に構えてはいられない。
ヴェネツィアでの公演に間に合わせなければならないのだ。
行く先々で日銭を稼いでしのげばいいだろうか。思案していたウィノナは、湖上の小島になっている広場から町中につながる小橋に、一人の少女を見つける。
「あ、リア。----やっほ--♪」
手を振ると、少女は小さく手を振り返してきた。


p077 (090)
名はリア•スカーレット。先日、このハーメルの町に入って間もなくに知り合った少女である。ミッドガルズの都で見かけたあの少女なのだが、彼女の方はウィノナのことを覚えていなかった。
あの時、よほどあわてていたのだろう。その姿から、ワケありなのだろう、と察しをつけ、ウィノナはミッドガルズでのことを口にしないことにした。
「……どうしよう」
ウィノナは困ったようにダオスの様子をうかがう。リアと出かける約束をしてしまっていたのだ。近くの海岸に貝を拾いに行くことになっている。
するとダオスは、このところやわらかくなりはじめた言葉と笑顔でうながした。
「行っておいで。友はたいせつにした方がいい」
「うん。ありがと」
自衛用のボウガンを一丁腰に引っかけ、残りを旅の資金が入った袋とともにダオスにあずけ、橋で待つリアのもとへ駆け出していく。急かすように彼女の手を引き、広場をあとにする。
同じ歳のころの知人ができたことが、たまらなくうれしかった。一ところにとどまれない奇術団との旅生活が災いし、今まで知り合う機会がなかったのだ。
ミッドガルズでの出逢いの時、すでにリアの名前を知っていた理由が気になったが、彼女との時間がいつの間にかそれを忘れさせていた。


p078 (091)
翌日。リアと再会の約束をして、ウィノナはダオスとともに南の精霊の森へ出発した。
ハーメルの町は南北ユークリツド大陸をつなぐ、ゆいいつの陸路上にある。そのため北のヴェネツィアへ戻るには、必ず通らなければならない。行く先にあるリアとの約束に気が急き、手綱をにぎる手には知らぬうちに力がこもっていた。

山を越え、ユークリツド南部の村、ベルアダムを通過したウィノナとダオスは、生い茂る密林を前に感嘆の息を吐いていた。
生気に満ちあふれ、輝くほどの緑に覆われた森が広がっている。その光景はマナがいかに自然界に不可欠であるかということを語っていた。ミッドガルズで見られる森とはまったく違う。木々の息吹か聞こえてくるようにさえ思えてくる。
「……すごい」
ただただあっけに取られ、ウィノナは茂る枝葉の緑に感動していた。
森を見渡していたダオスは、中ほどに茂る大樹に目をとめた。ほかの木々から頭一つ抜けて森を一望している大樹の姿に、万感の面持ちを浮かべている。
ふいに走り出すダオス。森に駆け込み、木々のはざまを縫うようにして走り、日差しを仰いでたたずむ大樹へ飛び駆けていく。


p079 (092)
「あっ、待ってよダオスッ!おいてかないでようっ!」
あわててウィノナは走り出し、すでに木々のかなたへ消えてしまっているダオスを追いかけていった。

「ダーオースーッ!!どーこーっ!?」
森に入って間もなくダオスを見失ってしまい、ウィノナは生い茂る木々の迷宮をさまよい歩いていた。
ときおり枝葉のはざまからのぞく大樹の姿のおかげで、進むべき方向はさだまっている。大樹のもとにダオスがいることは確かだ。ウィノナは大樹を見上げながら、濃厚な緑の香りの中を進んでいく。
しばらく進むと、ふいに視界が開けた場所に出る。
森の中に、木々が踏みとどまっている広場のような場所があった。
丸太のような根で大地をつかみ、たくましく枝葉を茂らせた大樹がたたずんでいた。
精霊の樹•ユグドラシルだ。
話のとおり、精霊が住んでいても不思議はないと思えるほどに見事な大樹だった。
何を考える,こともできぬまま、ウィノナはユグドラシルを見上げている。ほうけたように目も口も開ききっでいた。しばしばう然と大樹を仰いで我に返り、あたりにダオスの姿を捜しは


p080 (093)
じめる。
さして時間を要することなくダオスはユグドラシルの根本に見つかった。網のようにすき間なくのび、大地をわしづかみにしている根のかたわらにひざを落としていた。
「……これじゃなかった……?」
ダオスの様子に失意を感じ、駆け寄ったウィノナはそっと肩にふれた。
「……いや。……確かにこれはカーラーンだ」
かぶりを振ってダオスはこたえる。
ユグドラシルはダオスの故郷にあるカーラーンと、同様のものであるという。正確には、この大樹が宿す「意識」が力ーラーンと同様なのだそうだ。
長く生きる樹木は、内に意識を宿すことがあるという。「精霊が住む」と言われていることと同様の現象がおきる。
意識を宿すことでその樹木は神格となる。樹木の神のようなものになるらしい。するとその樹木は自然界を潤す力、マナを生み出すようになり、自然を活性化させる力の一翼を担いはじめる。
マナを生み出すことで、意識の媒体である樹木自体も潤い、さらに長く時を生き続けるようになる。樹木が生き続けることで、宿った意識は活力を得、より力強いマナを生み出すようになるのだ。


p081 (094)
マナを生み出し、マナに潤う大樹の意識。それがダオスの故郷ではカーラーンと呼ばれ、この森ではユグドラシルと呼ばれている。
「……だが、この大樹の意識はすでに死にかかっている」
カーラーンではあるが、望んだ姿では存在していなかった。外見は生命力にあふれた神木だが、内部ではすでに死が進行している。
宿った意識も消えかかり、マナを生み出せなくなりつつある。今はまだ鬱蒼と生い茂る密林だが、近いうちにここの木々もミッドガルズの木々のように、弱々しくくすんだ緑に変貌していくだろう。
これでは捜し求める大いなる実りも手に入れられない。消えかかった意識では、それに接触することすらできないからだ。
「……いずれ木は死に、意識とマナも消え、森は死にたえてしまうだろう。……私の故郷のように……」
「……ダオス……」
うずくまるダオスに寄り添うウィノナ。彼をなだめながら、胸の内で自責している。
ダオスの帰路が完全に断たれてしまったことをよろこんでいる自分が、心のどこかにいた

Download this fragment ~3Mb, scans + text of the novel (txt)
All chapters of the novel

Scans was edited a bit and all of the archives was renamed and reaploaded. I hope the scans are readable now.
If one want only links for downloading without my short spoilers - he/she can go to this mf-directory. Btw, I've upload the whole of the 1st chapter in one archive: Download the whole chapter, ~44MB.)

Hi!! \o/

Date: 2012-07-07 11:08 pm (UTC)
countercolette: (NotColetteStill)
From: [personal profile] countercolette
Nooo, 4201 why are you half done. I don't want 4201 to end!

(...Well, yes, I do want it to end, because I want to remember the second part of the book, which I almost entirely forgot. I remember archmage Demeter and the demons, and badass one-armed Winona, but the rest is all blurry! I don't even remember how Carole joins the group... Lol...)

We need to start gathering kleenex. Only a couple more parts and then it all goes downward. And we cry. A lot. T_T

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