ay_16r: (Annie)
[personal profile] ay_16r
Damn. It.
It was a dream.
Dhaos stands on a sea of blood. Winona is writhing in pain. "To rescue you and my world...". A darkness that engulfing him. "Sayonara. ...Winona..."
It was just a dream. Just Winona's prophetical dream. It was a dream.
I thought I'm becoming mad. But. It. Was. A dream.
.... Yokatta.

In this fragment of KataReki:
Winona agrees to collaborate with Edwards in his researches.
Dhaos and Winona know about Iggdrasill in the Forest of Spirit and they are going to Euclid with the circus troupe across the sea. On the see he is feeling better. Winona don't leaves him.
She sees a scary prophetical dream about Dhaos: Dhaos stands on a sea of blood; Winona is writhing in pain; "To rescue you and my world... I'm going to another side.". A darkness from an old castle is engulfing him. "Farewell. ...Winona...".
After this dream she is afraid to sleep. Dhaos worries about Winona.
Winona asks him one day: at which side he is? He don't understand her question, but she laughs and stops the talk.

TOP Katararezaru Rekishi. 06. Act One - 4201 - Part 1. (5 of 6)
Txt-Version 1.0 [05.07.2012]

p063 (076) - p074 (087)
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平原の魔物の一掃が続く中、数日が過ぎ、奇術団はミッドガルズを出立する時を迎えていた。西の大陸ユークリッドの都市、ヴェネツィアへ向かうのだ。
陸路と海路於長旅に備えた山のような荷物が、宿の庭先を間借りして積み上げられている


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団員たちは馬車への運び込みでひたいに汗し、気を引きしめて準備を続けていた。
荷物の用意を団員らにまかせたウィノナは、エドワードのもとをおとずれていた。
ダオスの病状が一向に好転しないのだ。ユークリッドの長旅にたえられるか否か、危ないとろてある。
同行の了承はしていたが、病状のあまりの悪さに団員たちは懸念を示しはじめている。このままミッドガルズに残し、どこかの神殿の療養所ででも過ごさせた方がいいように思え、それをウィノナに勧めていた。
連れていくと決めた以上、置き去りにはできず、ウィノナは団員たちのうながしを拒否している。----とはいうもののそれを打開する妙案はなく、しかたなしにエドワードをたよってきたのだ。
「……ずいぶんとご執心だねェ……」
ウィノナの話を聞き、エドワードは気のない返事をした。書類と書物をひっくり返して調べのをしながら、仕事にいそしんでいる。
先日、ダオスが倒れたことで話がうやむやになり、以釆、機嫌が悪いようだ。
「……べつに。ただ、故郷へ帰る手助けをしてあげたいだけだよ……」
エドワードの様子をうかがいながら、ウィノナはふてくされたように、くちびるをとがらせた。研究のこととなると何をおいても飛びついてくる反面、それ以外のことになるといっさい


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見向きもしない。そんな彼の性格に胸の内で腹を立てている。
だが、利用したいのはウィノナも同様で、話に取り合ってもらえるまでこらえることにした。
その後、しつこくエドワードのもとをおとずれるが、耳をかたむけるそぶりもない。時には 門前払いされることもあり、とうとうミッドガルズを出立する当日を迎えてしまっていた

「ねえ。何とかならないかな?何か方法ないかな?」
城の前で待ちぶせし、ウィノナはエドワードをつかまえた。ダオスを旅に連れ出す方法を何とかして捜し出してもらうためだ。
「これからアルヴァニスタへ向かわなければならないンだ。悪いがその話はまた今度にしてくれ」
奇術団同様にミッドガルズを出るらしく、兵舎へ戻るエドワードは旅の物資を抱えていた。 依然、話に取り合う様子はない。
しかたなしにウィノナは、できれば避けて通りたい手段を用い、協力をとりつけることにした。
「アルヴァニスタならフレイランド経由の旅でしょ?とちゆうまでアタシたちと同じ道だ
よ。……だったら、フレイランドに着くまで研究に協力するよ」
「体当か!?」
とたん態度を一変させ、エドワードは聞く耳を持ち出した。


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「フ、フレイランドまでだよっ。フレイランドまでだからねっ」
「そうかそうか。よし。それならその準備をしなければ」
「ダオスのコト、忘れないでねっ。そっちのコト、ちやんとしてくれないと、研究の話はしないからねっっっ」
「わかってるわかってる」
あっけなく話が決まり、あせりはじめるウィノナを連れ、エドワードは兵舎に入り込んでいく。満悦の表情を浮かべながら、頭の中では研究プランが組み立てられはじめていた。
「ねえっ、でも、仕事はいいのっ!?研究のコトばっかりやっててだいじょうぶなのかなっ!?!?!?」
自分から持ち出した話だが、決まれば決まったで腰が退け、ヴイノナはエドワードの注意を本来の目的に戻そうとする。
だが、ミッドガルズでの仕事より、ウィノナとの研究の方がはるかに重要らしく、エドワードは意に介していない。
「世界が変わるとか何とか言ってるがね、どうもうさんくさいンだよ。そのコトで研究員の何人かが行方をくらませたコトもあってね」
いかな仕事をしているか、そこまでは話さないが、エドワードがミッドガルズで行っている仕事は国家レベルのものらしい。それが実現すれば、人々の生活ははるかに向上し、世界が変


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貌するほどだという。
名を挙げるには打ってつけの仕事である。
だが、その一方で懸念もあるらしい。
エドワードのように外からやってきた研究者たちは、そのほとんどが仕事の正体を聞かされていないのだ。もとから国が雇用していた研究者たちがすべてを取り仕切り、その指示にのみ動くことしかゆるされていない。
「厄介なコトにならなければいいンだがな」
ウィノナを部屋に招き入れながら、エドワードは廊下の窓越しにたたずむ城を見すえていた。

「----ユークリッドへなら、連れていく方が賢明だな」
様々な文献をひもといてダオスの回復方法を捜していたエドワードは、そう結論づけた。最良の解決策はミッドガルズからはなれることなのだ、と。
真偽のほどは定かではないが、先日の話によれば、ダオスの衰弱はマナの減少が原因とされている。このあたりの自然の活性元素であるマナが希薄であることが、彼を弱らせる原因をつくっているらしい。
ならばマナが多い土地へ移れば、すべてが解決するということだ。
向かうべき土地は二カ所。アルヴァニスタの南西にある水鏡ユミルの森か、ユークリッド南一


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部にある精霊の森だ。
ユミルの森には、現在、この世界でゆいいつ存在が確認されている森の精霊、エルフが住んでいる。そして精霊の森には、精霊が住むと言われている大樹、ユグドラシルがある。
精霊がこの世界に住むには、マナの存在は不可欠だ。マナがない場所に精霊はとどまり続けることができない。----ということは、つまり、精霊がいる場所になら、マナも多く存在しているということだ。
幸い、ウィノナたちが次にめざすヴェネツィアの都は、ユークリッドにある。そこから足を延ばせば、精霊の樹•ユグドラシルのある精霊の森は目と鼻の先。ミッドガルズに残すより、連れていく方が望みはあるだろう。
「……そっか。なるほど。----うん。わかったよ。ありがと」
嬉々として部屋を出ていこうとするウィノナに、
「研究につき合うコト、忘れないでくれよ」
エドワードは水を差す。そしてよけいな話を持ち出した。
「ところで、あの青年はいったい何者なんだ?キミは何も聞いていないのか?」
「……ダオスのコト?」
「ああ。もし本当にマナで体が回復するのなら、彼は人間ではないというコトになる。いったい何者なのだろうか?存在が確認されていない精霊なのではないか?何を司り、どんな力


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を持っているのだろうか?」
「……知らないよ、……そんなコト」
「なあ。一度、彼に話を聞いてみたい。たのんでみてくれな----」
言葉なかばで、エドワードの胸ぐらをウィノナがわしづかみにした。
「もしも!もしもダオスをアタシみたいな実験動物にするつもりなら、アンタの家族にそれをバラしてやる!アンタの息子たちに、おまえらの父親は人の傷をほじくり返してよろこんでるイカレ学者だ!って全部ぶちまけて、アンタから家族を奪い取ってやる!!」
「……私はそんなコトは……っ」
「いいな!ダオスには絶対にさわるなよ!さわった時は、アンタを破滅に追い込んでやるからな!死にたくなるほど後悔させてやる!」
少女のか細い腕が男をつき飛ばし、投げ捨てる。床にしゃがみ込んだエドワードを見下ろすウィノナの双眸は、激しい憎悪と怒りをたたえていた。
「……約束どおり研究には協力するよ」
一言つぶやき、ウィノナはエドワードを残して部屋を出ていく。そこをこの数日、行方をくらませていたジェストーナとはち合わせてしまう。
目を丸くしてたたずむジェストーナの姿に、舌打ちするウィノナ。ゼうやち今のやり取りを聞かれていたらしい。


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忌々しげにジェストーナを見すえるが、ウィノナは何も言わず、廊下を走り去った。

遠ざかる城塞都市が、暮れゆく夕日で真っ赤に燃えていた。
ユニコーンとの出逢いは先送りになり、ウィノナは揺れる馬車の上でつまらなそうに、そして少し悲しげにため息していた。
となりではダオスが静かに眠っている。彼との出逢いに巻き込まれなければ、この憂鬱な気分にとうにわかれを告げられていたのではないか。それを考えると、うらめしく思えてくる。
「今さら言ってもしかたないンだけどね。……自分で決めたコトだし」
つぶやいてマントのフードを目深にかぶる。抱えたひざに顔をふせると、あくびがこぼれた。
この数日、ヤケにあわただしかったせいで忘れかけていたが、ひどく疲れていたようだ。公演の合間に四日の小旅行をし、まともに休む間もなかったのだ。無理もない。
気疲れのたえない生活もあいまって、ため息がクセになりかかっている。
……安心して眠りたい。
胸の奧でつぶやくと、また、ため息が出た。

赤い水がたまりをつくる床に、腕が落ちていた。その近くには断末魔を吐き出したままの表情で固まっている首がある。


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いたるところに以前は人間だった者たちの肉片が飛び散り、脈打ちながら流れる鮮血が異臭をただよわせていた。
「----故郷を救うため、この世界から病巣を取りのぞく!世界の救済のはじまりだ!!」
血の海のただ中にたたずむダオスが、高らかに言いはなった。がく然と立ちつくしているエドワードと一人の兵士を、ただならぬ怒りを宿した双眸で睥睨しながら。
「……ダメ、……ダメだよダオス……」
うずくまるウィノナは腕を押さえてうめいていた。気を失いそうなほどの激痛に身をよじり、ひたいを床に打ちつけるほど激しく痙攣している。
焦点の定まらない視界を泳がせ、ダオスの姿を捜すウィノナ。すると目の前に手のひらが差し出され、頭上から彼の声が落ちてきた。
「ともにきてほしい。キミと、世界を救うために」
激痛にもだえるウィノナに手をさしのべ、ダオスはほほえみを浮かべた。
だが、ダオスの手のひらを目に留めたウィノナは、痛みにゆがんだ表情に、恐怖を宿す。
その体が、逃げるように、わずかにあとずさった。
差しのべられたダオスの手のひらは、彼が自ら葬り去った兵士たちの血でぬれていた。
はっとして我に返り、痛みの中から意識を現実に引き戻すウィノナ。
「ち、違うっ!違うよ、ダオスッ!そっ、そんなっ、そんなつもりじゃっ、う


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アッ!!」
広がっていく血に手足を取られながら、立ちつくすダオスにはい進んでいく。
見つめる手のひらをにぎりしめ、ダオスはきびすを返した。引き止めるように差し出されるウィノナの手を振りきり、血の海を歩んでいく。
「………………………………………………さょなら。……ウィノナ……」
つぶやきを残し、ダオスは夜陰に包まれた古城に消えていった。

「——眠らないのか?」
声をかけられて振り返ると、甲板にダオスがいた。支えにした杖で不器用に歩きながら、船室につながる階段を上がってくる。
「……眠るのがね。……こわいの」
こたえてウィノナは、空との境目が闇に溶けた夜の水平線へ目を戻した。
エドワードの話のとおり、ダオスはミッドガルズをはなれるにつれて体調を回復させていた。フレイランドの港を発つころから、おき上がるのも自由になっていた。ユークリツドへの航海三日目となった今では、杖を使えば歩き回れるほどになっている。
逆に、今度はウィノナが体調を悪くしつつある。
フレイランドに入ったあたりから、眠ろうとしなくなったのだ。四日おきに限界に達して


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りはじめるが、さして眠らぬうちに目を覚まし、ふたたび不眠の生活をはじめる。
これではユークリッドに着くころには、ウィノナが病床にありそうだ。
「皆、キミを心配している。むろん、私もだ」
「ありがと。ごめんね。……ときどき、発作みたいにこんなふうになるンだ。しばらくすれば、また、もとどおりになるよ」
「そうか」
うなずいてダオスはウィノナのとなりにならび、闇一色の海に目を向けた。彼女がするのと同様に、それ以上は何も聞かず、ともに夜の海のひとときを過ごす。
進む船が白波と潮騒を生み、月のない夜空に旋律を奏でている。
ときおり、雲間から差し込むかすかな光て、海はハミングするようにまたたいていた。
「……ねえ。……一つだけ、どうしても聞きたいコトがある」
「なんだ?」
ずいぶんと前から聞きたかったことのようだ。はじける白波に手をのばしているウィノナの横顔が、多弁に語っている。それを見て取り、ダオスは問いかけを了承した。
「……あのね、本当のダオスって、どこにいるのかな?こっち側?それとも向こう側?」
問いかけを了承したものの、意味が理解できず、ダオスは困惑した。意味が理解できないため、こたえようがない。意味を問い返そうと口を開きかけたところ、


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「あ、やっぱりいいや。何でもない。今のなしね」
ウィノナは笑って質問を取り下げ、話を変えてしまう。
「ホント、アタシってお節介で笑っちゃうよね」
得体の知れない男を拾ったどころか、そのあとも世話を焼き続け、今は体調を回復させるために海を渡っている。考えていることがさっぱりわからず、ウィノナは自分にあきれていた。
「……おそらくそれは、我々が似ているからだろう。おたがい、故郷へは帰れない身だ。たがいの姿に自らを映し見ているのかもしれない」
「似た者同士?」
「そうだ。ゆえに助けたいと思う。相手に自分を映し見ているがため、相手を助けるコトが自らを助けるコトにもつながると心が感じているのだ」
「ふウん。……じゃあさ、ダオスもアタシを助けてくれるの?」
「当然だ」
こたえるダオスがほほえんだような気がした。暗闇ではっきりとはわからないが、それは胸が痛くなるようなほほえみのように思えた。

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And this "キミと、世界を救うために". It was about Winona? Or was it about Karion?

Lol, I'm an idiot. I've missed 2 pages when I was scanning the novel. And there is 6 parts in this chapter, not 5. Pffffff...
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